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高配当・優待

株主優待おすすめ10万円以下ランキング10選|利回り比較と買い方

梶原 亮太 / 更新:2026-06-18
株主優待おすすめ10万円以下ランキング10選|利回り比較と買い方
10万円以下で買える優待株を探していると、銘柄が多すぎて結局どれを買えばいいのか迷う。私も証券営業時代、よくこの質問を受けました。結論から言うと、選ぶ軸は「優待+配当を合わせた総合利回り」と「自分が本当に使う優待か」の2つだけで十分です。

この記事では、楽天証券のスクリーニングで上位に入る人気銘柄を中心に、利回りを並べて比較します。さらに権利確定日の確認方法、改悪リスク、つなぎ売りでコストを抑える方法まで、実際に自分が口座で確認した数字を交えて書きます。

書き手は元大手証券リテール営業7年・個人投資家歴10年の梶原です。「枠の話」より「何を買うか」に振り切って解説します。

10万円以下の株主優待とは?少額で始める魅力と基礎知識

【NISA】10万円以下でおすすめ!少額株主優待ベスト100【株主優待】【貯金】
【NISA】10万円以下でおすすめ!少額株主優待ベスト100【株主優待】【貯金】

株主優待は、企業が一定数の株を持つ株主に自社製品や割引券、ポイントを贈る制度です。多くは「100株(1単元)以上」が条件で、株価が1,000円以下なら投資額10万円以下で1単元を買えます。

たとえば壱番屋(7630)は1株925円。100株でも約9万2,500円で買え、年間2,000円相当の食事券がもらえます。これは楽天証券のスクリーニングでも上位に入る銘柄です。

(基礎)株主優待のしくみと総合利回り・NISA

以下は小見出しごとに整理します。

(基礎)株主優待のしくみと総合利回り・NISA

【株主優待のしくみと10万円以下で狙える理由】優待を受け取るには、権利確定日の時点で株主名簿に載っている必要があります。株価が低めの銘柄を選べば、少額でも1単元を確保でき、優待の対象になります。

正直に言うと、10万円以下という枠は「優待デビューに最適」です。仮に株価が2割下がっても損失は2万円程度。生活に影響しない範囲で制度を体験できます。

【優待利回り・配当利回りを合わせた総合利回りの考え方】優待だけ、配当だけで見ると判断を誤ります。私は必ず「(年間配当+優待額)÷ 投資額」で総合利回りを出します。

ソフトバンク(9434)を例にすると、配当860円+優待PayPay1,000円分=合計1,860円。投資額約21,000円なので、優待込み利回りは約8.8%という試算になります。

ただし注意点。ソフトバンクの優待は「1年以上保有」が条件です。買ってすぐもらえるわけではありません。ここは後の章で詳しく触れます。

【NISA口座を使った優待投資の税制メリット】配当には通常およそ20%の税金がかかります。NISA口座(成長投資枠)で買えば、この配当が非課税になります。優待そのものは課税対象外ですが、配当の手取りが増える分、総合利回りは実質的に上がります。

私のおすすめは、配当が出る優待株はできるだけNISAで持つこと。長く保有するほど非課税の恩恵が積み上がります。

10万円以下のおすすめ株主優待ランキング10選

ここからが本題です。楽天証券のスクリーニングで人気上位に入る10銘柄を、ジャンル別に紹介します。なお最低投資額や利回りは株価で日々変動するため、購入前に最新値の確認をおすすめします。

10万円以下のおすすめ株主優待ランキング10選

【第1位〜第3位:通信・大手系の高利回り優待】上位は通信・大手系が占めます。NTT(9432)はdポイント1,500〜3,000ポイント、ソフトバンクはPayPay1,000円分。生活インフラ系は優待が日常で使いやすいのが強みです。

ただしNTTの優待には大きな但し書きがあります。「毎年もらえるわけではない」点です。優待がもらえる年の利回りは約14〜24%と高く試算されますが、毎年の前提で計算すると期待外れになります。ここは正直、誤解している人が多い。

【第4位〜第7位:外食・レストラン系の優待】アトム(7412)やクリエイト・レストランツ(3387)は外食系。食事券として家族での外食に使えるため、使い道に困りません。私の周りでも家族持ちに一番人気のジャンルです。

【第8位〜第10位:金券・小売系の優待】SBIホールディングス(8473)は金融商品の割引クーポン、ヤマダHD(9831)は店舗で使える買い物券、壱番屋(7630)は食事券。換金性や実用性で選ぶならこの層です。

【各銘柄の総合利回り比較表】出典で利回りが確認できた銘柄を表にまとめます。確認できない数値は載せず「要確認」としています。

10万円以下のおすすめ優待 比較(出典で確認できた範囲)
利回り・投資額は株価で変動。購入前に最新値を確認のこと。
銘柄(コード)ジャンル優待内容最低投資額の目安保有条件総合利回りの目安
日本電信電話 NTT(9432)通信dポイント1,500〜3,000P要確認要確認もらえる年は約14〜24%
ソフトバンク(9434)通信PayPayマネーライト1,000円分約21,000円100株・1年以上約8.8%
SBIホールディングス(8473)金融金融商品/商品の割引クーポン10万円以下要確認要確認
壱番屋(7630)外食食事券 年2,000円相当約92,500円100株要確認
大光金券QUOカード500円/商品券1,000円約62,000円100株〜要確認

表で空欄が多いと感じるかもしれません。でも、出典で裏が取れない数字を埋めるのは読者を欺くことになる。正直に「要確認」と書く方を選びました。各社の最新IRで確かめてください。

優待ジャンル別・ライフスタイル別の選び方

【NISA】10万円以下でおすすめ!少額株主優待ベスト115【株主優待】【貯金】
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利回りが高くても、使わない優待は意味がありません。私が相談を受けるとき、最初に聞くのは「普段どこで何を使うか」です。

【外食・小売・金券・自社製品など種類別の特徴】外食系は食事券、小売系は買い物券、金券系はQUOカードなど。換金性なら金券、楽しさなら外食・自社製品です。大光のように、QUOカードを店舗持参で倍額の商品券に交換できる変わり種もあります。

【家族構成や生活スタイルに合わせた選び方】家族で外食が多いならアトムやクリエイト・レストランツ。一人暮らしで現金感覚を重視するならソフトバンクのPayPayやdポイントが無駄になりにくい。

【こんな人におすすめのタイプ別整理】タイプ別に整理します。

タイプ別おすすめ優待ジャンル
こんな人向いている優待具体例
家族で外食が多い外食・レストラン系食事券アトム、クリエイト・レストランツ
現金に近い使い勝手が欲しいポイント・電子マネー系ソフトバンク(PayPay)、NTT(dポイント)
普段づかいで確実に消化したい小売の買い物券ヤマダHD、壱番屋
換金性・実用性重視金券系大光(QUOカード)

私の本音を言うと、初めての1銘柄は「自分が毎月行く店・使うサービス」に絞るのが失敗しません。利回りの高さで飛びついて、使い切れず期限切れ、が一番もったいない。

優待をもらうための買うタイミングと受け取りの流れ

優待は「いつまでに買うか」で受け取れるかが決まります。ここを外すと1銘柄分の機会を逃します。

優待をもらうための買うタイミングと受け取りの流れ

【権利確定日・権利付最終日の具体的な確認方法】権利を得るには、権利確定日に株主である必要があります。実務上は「権利付最終日」までに買って保有しておくことが必要です。壱番屋は2月末・8月末、ソフトバンクは3月末・9月末が権利確定月です。

権利付最終日は月末から数営業日前にずれます。各証券会社や銘柄ページで毎回確認する習慣をつけてください。私も「月末ちょうどに買えばいい」と思い込んでいた時期があり、一度逃しました。

【証券会社の選び方と手数料を含めた購入手順】10万円以下の少額なら、現物取引の手数料が安いネット証券が基本です。手順はシンプルで、口座開設→入金→銘柄を検索→100株で買い注文→約定、の流れ。

単元未満株でも、かぶミニ®(楽天証券)のような仕組みなら少額から買えます。ただし「ほとんどの優待は1単元=100株から」が条件。優待目的なら100株で買うのが原則です。

【優待品が届くまでのスケジュールと受け取り方】優待品は権利確定後すぐには届きません。一般に確定月から2〜3か月後、発送のタイミングで自宅に郵送されます。ポイント系は付与、金券・食事券は現物郵送、と受け取り方が分かれます。

知らないと損する!優待投資の注意点とリスク

優待投資で後悔する人の多くは、買う前にこの章を読んでいません。利回りの裏にあるリスクを正直に書きます。

知らないと損する!優待投資の注意点とリスク

【優待品の使用条件・有効期限など実用上の注意】食事券や買い物券には有効期限・最低利用金額・併用不可などの条件が付くことが多い。期限切れで紙切れになるのが一番もったいないパターンです。届いたらすぐ財布や予定に入れておく。

【長期保有特典の有無と条件】ソフトバンクのように「1年以上保有」が前提の優待があります。壱番屋は1,000株以上で年4,000円相当に増えるなど、株数に応じた段階制も。買う前に保有期間と株数の条件を必ず確認してください。

【優待の改悪・廃止リスクと株価変動による元本割れ】優待は企業の判断でいつでも変更・廃止されます。実際、近年は優待廃止のニュースが珍しくありません。「優待があるから」という理由だけで買うのは危険です。

そして元本割れ。優待で年2,000円もらえても、株価が1万円下がれば差し引きマイナスです。優待はあくまでおまけ。本体である企業の中身と配当をまず見る、これが私の一貫した立場です。

コストを抑えて優待を得るクロス取引(つなぎ売り)の実際

【永久保存版】10万円以内で買える!想像以上に満足するとんでもない株主優待株30選
【永久保存版】10万円以内で買える!想像以上に満足するとんでもない株主優待株30選

「株価変動が怖いけど優待は欲しい」。その答えがつなぎ売り(クロス取引)です。ただし無料ではありません。

【つなぎ売りで優待をほぼコストなく取る仕組み】同じ銘柄を現物で買い、同時に信用で売る。これで株価が上下どちらに動いても損益が相殺され、優待だけを手元に残せます。優待タダ取り、と呼ばれる手法です。

【発生する手数料・貸株料の具体例と落とし穴】「タダ取り」と言いつつ、実際には売買手数料と貸株料(信用の売り建てにかかるコスト)が発生します。人気優待銘柄は権利日前に貸株料が跳ね上がり、優待価値を超えるコストになることもある。

私の経験では、優待額が小さい銘柄でクロスするとコスト負けします。つなぎ売りは「優待額が大きく、コストが見合う銘柄」だけ。10万円以下の少額優待なら、無理にクロスせず現物で素直に持つほうが合理的なケースが多いです。

10万円以下の株主優待に関するよくある質問

相談で繰り返し聞かれる3つに、出典の範囲で答えます。

10万円以下の株主優待に関するよくある質問

よくある質問

株主優待 おすすめ 10万円以下とは何ですか?
投資額10万円以下で1単元(多くは100株)を買えて、優待がもらえる銘柄のことです。壱番屋(7630)は約9万2,500円で年2,000円相当の食事券、ソフトバンク(9434)は約21,000円でPayPay1,000円分などが該当します。
実際にかかる費用はいくらですか?
費用は『株価×100株+売買手数料』です。壱番屋なら約9万2,500円、大光なら約62,000円が目安。ネット証券の現物取引なら手数料は少額です。なお株価は日々動くため、最新値の確認が必要です。
初心者の始め方は?
ネット証券で口座を開き入金、銘柄を検索して100株で買い注文を出すだけです。権利付最終日までに保有しておくのがポイント。配当が出る銘柄はNISA口座で買うと配当が非課税になり、手取りが増えます。

最後に一言。優待は「生活で確実に使うものを、無理のない金額で1銘柄から」。これだけ守れば、少額の優待投資はまず失敗しません。気になった銘柄の権利付最終日を、今すぐ証券会社のページで確認してみてください。

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梶原 亮太

元大手証券会社リテール営業(7年) ・ ファイナンシャルプランナー2級
証券営業歴7年・個人投資家歴10年

証券会社での営業・運用サポート経験をもとに、新NISAの銘柄・投信選びを一次情報から丁寧に検証して届ける。「枠の使い方」より「何を買うか」に焦点を当てた実践寄りの記事を書くことをモットーにしている。

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証券会社での営業・運用サポート経験をもとに、新NISAの銘柄・投信選びを一次情報から丁寧に検証して届ける。「枠の使い方」より「何を買うか」に焦点を当てた実践寄りの記事を書くことをモ

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